西和賀高 1学級増 来年度「臨時の措置」 岩手県教委
県議会9月定例会の決算特別委員会は17日、文化スポーツ部、教育委員会、企業局の部局別審査を行った。県教委は2024年度の入学者数が定員を一定数上回った西和賀高について、25年度県立高入試に際して募集定員を80人(2学級)に増やす方針を明らかにした。 佐々木順一氏(希望いわて)が、同校の2学級化について質問した。 県教委や西和賀町などによると、同校は人口減少や少子化などにより18年度入試から募集定員が1学級40人となったが、町の魅力化支援の取り組みなどにより24年度入試では募集39人に対し48人の応募があった。 これを受け、同校同窓会など同町内の3団体は今月上旬、県議会に対し25年度入試に際して同校の募集定員の2学級化を請願し、その後採択された。