キャサリン妃が化学療法を終えて公務に復帰
先週、がんの化学療法を終えたことを公表したイギリスのキャサリン皇太子妃が、公務に復帰した。復帰後初の公務は、かねてより妃が力を注いでいる、幼児期の重要性を訴えるプロジェクトだった。 【動画】キャサリン妃が発表したメッセージ映像 Peopleによると、この度キャサリン妃は、Royal Foundation Centre for Early Childhoodのメンバーとケンジントン宮殿のスタッフとともに、ウィンザー城でミーティングを行ったそうだ。英王室が公開している王室行事日報に、「英国王立財団と連名でパトロンを務めるキャサリン妃が、きょう午後にウィンザー城にてEarly Yearsのミーティングを行いました」と記されていたという。 今年3月にがんを公表したキャサリン妃は、現地時間9日にSNSを更新し、夫ウィリアム皇太子と3人の子ども達、11歳のジョージ王子と9歳のシャーロット王女、6歳のルイ王子と一緒にピクニックをする映像とともに、化学療法を終えたことを告げるメッセージを公開し、公務復帰への意欲をのぞかせていた。 キャサリン妃はこのあと11月に行われる戦没者追悼式典と、毎年妃がホストを務めているクリスマス・キャロル・コンサートに参加するのではないかとみられている。現段階では妃の公務について公式発表はなく、情報筋は妃が「可能な時に」公務を行うとコメント。「軽いプログラム」を「5つ程度」行うものと見られている。