「マッチング・ギフト方式」で量を上乗せ 「JAみえきた」が新米を子ども食堂などに寄贈 三重・四日市市
子どもの居場所を提供する13団体に贈られる=四日市市(三重テレビ放送)
米の需要が高まる中、「JAみえきた」の米の生産者から寄せられた新米を子ども食堂などに寄付する贈呈式が、30日、三重県四日市市にあるJAみえきた本店で行われました。 今回、「JAみえきた」の呼びかけに応じて米を生産している19の個人や団体から20俵=約1200キログラムの新米が寄せられたのに加えて、「JAみえきた」は「マッチング・ギフト方式」を全国のJAで初めて採用しました。 「マッチング・ギフト方式」は、「JAみえきた」が集まった量に対して、同じ量を上乗せし贈呈するもので、今回は合わせて40俵の新米が、子ども食堂や子どもの居場所を提供する13団体に贈られました。 30日の贈呈式で、米の生産者の代表と「JAみえきた」の生川秀治代表理事組合長から、贈呈を受ける団体を代表して三重県社会福祉協議会の井村正勝会長に目録が手渡されました。 JAみえきたではこの取り組みを今後も続けるとともに、全国的に広まってほしいと話しています。