国スポ選手団、全国から続々 10月5日、SAGAスタジアムで総合開会式
SAGA2024国民スポーツ大会の総合開会式が5日、佐賀市のSAGAスタジアムで開かれる。全国の予選を勝ち抜いた選手、監督ら約1万5千人が熱戦を繰り広げる。3日は各県の選手団が佐賀入りし、最終調整に臨んだ。 JR佐賀駅にはキャリーケースを引いた他県の選手団が次々に到着。すぐに練習会場に向かう姿が見られた。弓道成年男子に出場する静岡県チームの山田勝也選手(39)=浜松市=は、「長時間の移動で体は硬くなったが、違和感はない。本番に向けて気持ちを整えたい」と早速、佐賀市立弓道場で的に向かった。 県勢の戦いは5日から5競技で始まる。ホッケーは少年男子の1回戦で北海道と対戦し、卓球少年男子は1次リーグで東京との初戦に臨む。バドミントンは少年男子が1回戦で岐阜、成年女子は初戦の2回戦で愛知と宮崎の勝者と当たる。弓道は成年男女の遠的予選と少年男女の近的予選、アーチェリーは4種別の予選ラウンドに臨み、決勝トーナメント進出を目指す。 総合開会式は5日午後3時15分から。国民体育大会から国スポに名称が変わり、入場行進はパレード形式になり、レスリングなどで初の「ナイトゲーム」を実施するなど、新しい大会の幕開けとなる。大会は15日までの11日間、27の正式競技と特別競技の高校野球が県内20市町と兵庫県、大分県で熱戦を展開する。(小部亮介、西浦福紗)
小部亮介,西浦福紗