佐藤隆太郎が地元多摩川で波乱を起こすか/ボートレース多摩川・ウェイキーカップ
ボートレース多摩川では31日からGI「ウェイキーカップ開設70周年記念」が開幕する。 ヤングダービーでの優勝に続き、桐生周年6着、戸田ダービー5着と記念レースで3連続優出中の関浩哉が好調をキープ。「最近の流れはいいですよ」と本人も手応えを感じている。今年の獲得賞金は現在9位で、今後の活躍次第でグランプリのセカンドステージ進出も視野に入っている。連対率41%の45号機についても「直線は周りと比べても変わらずだったので、普通はあると思う」と前検としてはまずまず。初日のDRは5枠からのスタートで、ここで好結果を出し、シリーズに弾みをつけたい。 もう一人注目なのは佐藤隆太郎。9月には当地で今年7回目の優勝を飾り、「多摩川を走ったばかりなのは大きなアドバンテージになる」と話す。また、優勝後は若松周年、桐生周年、戸田ダービーと記念レースを転戦し、若松で準優進出、SG参戦2回目となった戸田で水神祭も達成。一般戦を主戦場とする佐藤にとって、記念レースでの活躍は珍しく、本人も「得たものは大きい」と充実の表情。地の利を活かし、格上相手に善戦が期待される。 さらに、毒島誠もウェイキーカップと相性が良く、過去5回で優出を逃したのは1回のみ。66回大会、68回大会で優勝、65回大会で準優勝、67回大会で3着と、舟券貢献度も高い。今節の19号機は「足は悪くないが普通くらい。握り込みに少し違和感があるので点検する」とのことで平凡な感触だが、ウェイキーカップでも前検でこのような様子の時が多かった。当地での調整も得意とし、今節も心配はなさそうだ。
マクール