トンネル事故を想定した救出訓練 岐阜・長野を結ぶ安房トンネル
本格的な秋の行楽シーズンを前に、中部縦貫自動車道の岐阜と長野を結ぶ安房トンネルで、車の事故を想定した救出訓練が行われました。 中部縦貫自動車道の安房峠道路は高山市と長野県を結ぶ自動車専用の有料道路で、全長5.6キロのうち約4.4キロが安房トンネルとなっています。 訓練には、NEXCO中日本と岐阜・長野両県の警察や消防の計80人が参加しました。 車4台が絡む事故を想定して、出火した車両の消火活動やドライバーの救助の流れを確認しました。 訓練では、ドアとドアの間などに差し込んで広げることで、車の中に閉じ込められた人を救出するためのスペースを作る「スプレッダー」と呼ばれる器具も用いられ、隊員らは万が一に備えていました。 ※NEXCO中日本 松本保全サービスセンター 若林大所長 「この地域は 平地と比べて降雪のある場合があります。早めに冬用タイヤ、チェーンの携行など雪道対策の準備をよろしくお願いします」