元世界26位ジョルジが引退表明

今年3月のマイアミOPでのカミラ・ジョルジ[写真/ゲッティイメージズ]

女子テニスで元世界ランク26位のC・ジョルジ（イタリア）は11日にインスタグラムのストーリーズ（24時間で消える投稿）を更新し現役引退の思いをつづった。 【カミラ・ジョルジ 選手詳細情報】 32歳のジョルジは現在世界ランク116位。2021年のナショナル・バンク・オープン（カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000）を含む4度のツアー優勝を飾っている。しかし、今季は開幕から6大会に出場するも3勝6敗と苦しんでいた。 直近では3月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）に出場し初戦突破を果たすも2回戦でI・シフィオンテク（ポーランド）に敗戦。この試合を最後に公式戦に出場していなかったジョルジは突然引退を表明。イタリアテニス連盟が8日にSNSで「カミラ・ジョルジは32歳でテニスに別れを告げる」と投稿した。 それから3日が経った今回、ジョルジ本人が引退発表について言及。SNSで次のようにつづっている。 「私の素敵なファンの皆様へ。テニスキャリアからの引退を正式に発表できることをうれしく思う。長年にわたる皆様の素晴らしい愛とサポートに本当に感謝している。私は全ての美しい思い出を大切にしている。将来の計画については不正確な噂が数多く流れているけど、今後さらなる情報を提供できることを楽しみにしている。私の人生を皆さんと共有できることは喜び。一緒にこの旅を続けよう。愛を込めて、カミラ」 2006年にプロ転向を果たしたジョルジは約18年間プレーし、ツアーで通算430勝319敗を記録。2018年に到達した世界ランク26位が自己最高位となっている。