「寝る子は育つ」睡眠の大切さ学ぶ、厚南小で健康教室【宇部】
厚南小(藤中俊臣校長)で3日、健康教室が行われ、6年生93人が睡眠の大切さについて学んだ。 サッカーJ2レノファ山口と明治安田生命が連携して取り組んでいる県の「プロスポーツチームとの連携による体力向上推進事業」の一環。寝具店・中央寝装(山口市白石1丁目)のスリープマスター、山口すみれ社長(52)が「眠るって大切-ぐっすり眠ると夢がかなう」と題して講演した。 人は睡眠によって体と脳を休ませていると説明。眠っている間に体の中では、筋肉や骨の強化、記憶の整理・定着、脳にたまるごみの排除などが行われているとした。 小学生は9~10時間の睡眠が必要と強調。良い眠りのためには、寝る前に脳を興奮させないことが重要で、スマートフォンを見たりゲームをしたりして夜更かししないように呼び掛けた。 寝る1時間半前に入浴し、パジャマに着替えて歯を磨くことも快眠の要素とし「朝起きたら太陽の光を浴び、朝ご飯を食べて規則正しい生活をすることが、良い眠りにつながる」と話した。 「寝る子は育つというのは真実。背が高くなりたい人、賢くなりたい人、きれいになりたい人は、ぐっすりと眠ってほしい」と締めくくった。