吉永小百合、健康維持のため週1回のジムでスクワット60回「転ばない体にしたい」
俳優の吉永小百合が7月29日、都内で行われた三井不動産レジデンシャル株式会社「事業戦略ならびに新アンバサダー発表プレスイベント」に出席した。 【写真】鮮やかな水色ワンピース姿で登場した吉永小百合 ■週1回のジムでスクワットを60回 今年、映画俳優デビュー65周年を迎えた吉永は、心境を聞かれると「俳優にとって何年というのは自慢できることじゃないんですけど、日活という映画会社が『65周年ということで何かやらせてほしい』と言ってくださって、古い私の映画を上映してくださったり、写真集を出してくださったりして、大変うれしく思っております」と声を弾ませた。 現在123本もの映画に出演している吉永だが、次回作については「決まっていて、もうすぐやる(撮影する)予定なんですけど、いま一生懸命準備をしている最中で、あまり細かいことを言うことができないんですけど、体を鍛えないとできない映画なので、一生懸命、体を鍛えています」と告白した。 また、CMのメッセージにちなみ、“今がいちばん好き”と思うために大切にしていることを聞かれ「健康」と答えた吉永は、健康面でどんな努力をしているか追求されると「以前は水泳を長いこと続けていたんですけど、いま水泳は自分のリラクゼーションのためにやっていまして、代わりにジムでトレーニングを週に1回しています。スクワットをしたり、腹筋を教えていただいています」と打ち明け、「スクワットは60回!筋肉をとても使いますけれども、そこを乗り越えて転ばない体にしたいなと思っています」と力強く語った。 なお、ジム歴は6~7年だそうで「『北の桜守』という作品で、網走のほうで冬にソリを引いて歩かなきゃいけなかったんです。そのときはなんとかやったんですけど、2~3日したら腰が重くて、これは鍛えなくちゃダメだと思ってやり始めました」と体を鍛え始めたきっかけを明かし、トレーニングを長く続ける秘訣については「無理をしないことですかね。もうちょっとやりたいなと思ったときにやめて、次に繋げるということが大事かと思います」と語った。 ■65年間の俳優人生を振り返る さらに、65年間の俳優人生を振り返り「ただただ運に恵まれてきたということでしょうか。それと健康であったということ」としみじみと語った吉永は、「もし途中で病気などしていましたら、ここまで続けられなかったと思いますので、今日まで元気でやってこられたというのは、みなさんがケアをしてくださったということもありますし、健康に気をつけてきた自分のこともちょっぴり褒めてあげたいですね」と笑顔で語った。 シニアサービスレジデンス「パークウェルステイト」シリーズのブランドアンバサダーに就任した吉永が出演する新CM『そんなあなたに』は、8月1日より放映開始される。 ◆取材・文=風間直人