弾道ミサイル飛来を想定し訓練 都知事「いつも備えを」
東京都は15日、東京消防庁や警視庁、陸上自衛隊とともに、海外から弾道ミサイルが発射されたという想定で、住民避難や救助活動の訓練を都内で実施した。小池百合子知事は訓練後、参加者らに「いつ起こってもおかしくない。備えの意識をいつも持ってほしい」と呼びかけた。 都営地下鉄東中野駅では、ミサイル発射に伴い全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令されたことが伝えられると、参加した住民12人は落ち着いた足取りで地下に避難し、しゃがんで頭を手で覆った。 その後、JR中野駅近くの公園に移動。ミサイルの一部が落下し、付着していた化学物質による被害が出たとの想定で、救急手順を確認していた。