これで煮物上手!プロが教える本当においしい「ぶり大根」の作り方【基本の料理】
●人気レシピ連載、「基本の料理」。今回は今が旬の鰤(ぶり)を使った「ぶり大根」のレシピを伝授します。おうちの定番料理になること請け合いですよ。
旬の食材を使った料理は、他の季節に比べて栄養価が高く、旨味や香りが豊かに感じられるもの。そこで今の季節にぜひ味わって欲しいのが、今回ご紹介する「ぶり大根」。脂ののった鰤(ぶり)のアラと、冬の大根を使った絶品レシピをご紹介しましょう。 「ぶり大根」の関連画像 ホロリとした食感で、じっくりと味が染みたぶり大根は、夕飯に、お酒のおつまみに最高ですよ。煮物の王道といえるこのレシピを習得すれば、煮物上手になること請け合いです。ぜひお試しあれ。
味しみしみでおいしい。「ぶり大根」のレシピ
材料(2人分) ・ぶりのアラ……300g ・大根……正味400g ・生姜……1かけ A ・水……1と1/4カップ ・酒……大さじ2と1/2 ・みりん……大さじ2 ・砂糖……大さじ1 ・醤油……大さじ2と1/2
作り方 1.大根は厚めに皮をむき、大きめの乱切りにする。生姜は皮をむいて千切りにし、さっと水にさらして水気を切る。 <point>大根の皮は繊維が多いので、味を染みこませるために厚めに剥く。皮の内側に薄い線があるのでそこを目安に剥く。また、大根は乱切りに切ることで表面積が大きくなり味が染みこみやすくなりますよ。
2.鍋に米のとぎ汁と1を加え火にかけ、沸騰したら弱火で15分ほど茹でる。竹串を刺してすっと通るようになったら火からおろし、流水で冷まして水気を切る。 <point>とぎ汁で煮ることで大根のアクや苦みを取り除くことができる。とぎ汁がない場合は、生米を大さじ1入れて煮ましょう。
3.ぶりはさっと洗い、塩(ぶりの重量の3%)をふり10分置く。ボールに入れ、熱湯をかけ表面の色が白くなったらすぐに水を流し入れ、手が入る温度になったら血合いや、うろこ、ぬめりなどをこすり落とし、水気を切る。(ぶりのアラと切り身を分ける。) <point>ぬめりや血合いは生臭さの原因になるので、塩をふったり霜降りをする。
4.鍋に2とぶりのアラ、Aを入れ、落とし蓋をして火にかけ沸いたら、弱めの中火で5分加熱する。 <point>砂糖は食材を柔らかくし、そのあとに入れる調味料の味も染みこみやすくなるので先に加えましょう!