熊本-釜山線が初就航 韓国LCCイースター航空 毎日運航「旅行などで」
韓国の格安航空会社(LCC)イースター航空は19日、熊本空港と韓国・釜山[プサン]を結ぶ初の定期路線を就航させた。1日1往復で熊本着は午後1時25分、熊本発は午後2時半。定員189人の機体を使う。 熊本の交通
19日は第1便で熊本空港に到着した観光客らを関係者が横断幕で歓迎した。夫婦で訪れた男性(60)は「黒川温泉や熊本城を巡る予定です。特に馬刺しを食べるのが楽しみ」と話した。イースター航空によると、釜山発はほぼ満席。折り返しの熊本発の搭乗率は約50%だった。 釜山は首都ソウルに次ぐ韓国第2の都市。記念式典でイースター航空の趙重奭[チョジュンソク]社長は「就航を機に熊本を訪れる人が増えると思う。熊本の方々にとっても旅行の選択肢が拡大し便利になる」と述べた。 熊本空港を運営する熊本国際空港(益城町)の山川秀明社長は「(釜山線は)新しい路線で毎日運航なので旅行などで利用しやすいのではないか」と述べた。 韓国と熊本空港を結ぶ路線はソウル線と釜山線で週24往復に拡充。国際線全体では台湾の台北や香港と合わせて4路線計40往復となった。(立石真一)