フォルクスワーゲン、7年ぶりフルモデルチェンジの「ティグアン」発売 価格487万1000~653万2000円
フォルクスワーゲン ジャパンは11月19日、7年ぶりのフルモデルチェンジとなる第3世代の新型「Tiguan(ティグアン)」を販売を開始した。新型ティグアンは、9月から予約注文を受付していたが価格が決定、価格は487万1000~653万2000円。 【画像】Tiguan TDI 4MOTION R-Line モデルラインアップは、「Active」「Elegance」「R-Line」という3グレードに、1.5リッター「eTSI」マイルドハイブリッドシステムの2WD(FF)と、2.0リッター「TDI」クリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム「4MOTION」を組み合わせた2つのパワートレーンをラインナップ。それぞれのパワートレインと組み合わせて、計6グレード展開とした。 1.5リッター「eTSI」ガソリンターボエンジンは、最高出力110kW(150PS)、最大トルク250Nmの最新世代「EA211 evo2」エンジンで、アクティブシリンダーマネジメント機構(ACT)が強化され、4気筒のうち2気筒をより頻繁に停止して走行する事で効率を高めた。 走行中にエンジンの停止・再始動を行ない、エココースティング走行に切り替えることも可能。これにより100km走行あたりで最大0.5Lのガソリン節約に寄与。また新型ティグアンには回生ブレーキによる電力を蓄える48Vリチウムイオンバッテリと、オルタネーターとスターターの役割を果たす48V水冷式ベルトスタータージェネレーターを組み合わせた、48Vマイルドハイブリッドシステムを初搭載。48Vベルトスタータージェネレーターはモーターとしても機能し、発進時トルクをアシスト。燃費向上に寄与するだけではなく発進・加速もサポートする。 2.0リッター「TDI」ディーゼルターボエンジンは142kW(193PS)の最高出力と、400Nmの最大トルクを発生させる「EA288 evo」エンジン。SCRシステムを2つに増やすことで窒素酸化物(NOx)の排出量をさらに削減する“ツインドージングシステム”を搭載。フルタイム4WDシステム”4MOTION”と組み合わせる事で、力強い走りを実現した。 エントリーグレード「Active」は、1.5リッター「eTSI」エンジン、2.0リッター「TDI」エンジンともに同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”やレーンキープアシストシステム”Lane Assist”、 レーンチェンジアシストシステム"Side Assist Plus"などの最新の運転支援システムを標準装備とした。 「Elegance」では、さらにLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT HD”や運転席/助手席のシートリラクゼーション機能を標準装備。そして「R-Line」では、専用エクステリアを身に纏い、専用シートや20インチアルミホイールを装着した。
Car Watch,編集部:椿山和雄