【カンボジア】1~10月の首都建設投資、516件で10億米ドル
カンボジアの首都プノンペンで2024年1~10月に当局の認可を受けた建設投資案件は516件、投資額は合計10億米ドル(約1,500億円)だった。クメール・タイムズ(電子版)が9日報じた。 プノンペンのコウン・スレン市長が先ごろ行われた建設業界のセミナーで明らかにした。建設投資案件の内訳は、ゲーテッド・ハウジング・プロジェクト(全体が門や塀で囲まれた住宅地の開発)は448件、ビルは1,849棟で、うち5~9階建てが1,088棟、10~19階建てが49棟、20~29階建てが144棟、30~39階建てが76棟、40階建て以上が50棟となっている。 カンボジア建設業者協会(CCA)のプン・キアブ・セ会長は、不動産開発会社、不動産所有者は政府の税制優遇措置などの支援策の恩恵を受けていると述べた。具体例として、5ヘクタール未満の未開発地に対する課税免除などを挙げた。