「道長は2人の子と気づいた?」意見分かれる…まひろが「我が身のこと」を物語にする理由とは【光る君へ】
道長は2人の子だと気づいたのか? 意見分かれる
しかしこのまひろの爆弾発言で、道長は賢子が自分の子どもだと気づいたのか? については、SNSを見ると意外と意見が分かれていた。「すぐにわかったはず」という声もあれば、「別の男との子じゃないかと考えたのでは」というコメントもあり、また「そのときは気づかなかったけど、廊下を歩いているときに『俺の子か?』と思った」という説もあったりと、簡単に断定ができないような流れになっていた。 かつてとある作家が「観る人の『はい』『いいえ』『わからない』が、5:3:2ぐらいに分かれるのがベスト」という風に言っていたのを聞いたことがあるが、このシーンについて「道長は自分の子だと気づいたと思いますか?」と問いかけたら、まさにこれぐらいの割合で意見が分かれそうな気がする。 そしてここからさらに、我が身&我が身周辺で起こるあらゆることを物語にする気まんまんなまひろ。まずは弟・藤原惟規(高杉真宙)が禁断の恋に燃える姿は、遠からず「あー、あそこのネタになったのか」ということになりそうなので、期待しておこう。 ◇ 『光る君へ』はNHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。9月22日放送の第36回「待ち望まれた日」では、中宮・彰子が一条天皇(塩野瑛久)の子を宿したことで、まひろが道長から一つの使命を受けることと、清少納言(ファーストサマーウイカ)が道長の政敵・藤原伊周(三浦翔平)にある訴えを持ちかけるところが描かれる。 文/吉永美和子