銀シャリ・橋本直が10月30日に初著書発売 神ツッコミをつづった文芸誌連載のエッセーを書籍化
2016年に「M-1グランプリ」の王者に輝いたお笑いコンビ、銀シャリのツッコミ担当、橋本直(43)が10月30日に初著作「細かいところが気になりすぎて」(新潮社、税込み1650円)を発売する。 どんなささいな出来事も見逃さずツッコミを入れる橋本が文芸誌「波」で連載したエッセーに、今回書き下ろした「結婚」を加えた全20編が収録される。 大好きなラーメンや相方、鰻和弘(40)とのこと、幼い頃の思い出、亡くなった父親や結婚生活など、普段あまり語られない秘話がたくさんつづられている。 連載時SNSには「最高に面白すぎて腹が痛い」「ほれぼれする文章!」「細かい自分へのツッコミと情景が浮かぶ文章力がさすが」など絶賛する声が多数挙がったほど。 秀逸なのは、幼少期から人見知りで恥ずかしがり屋で無口で、芸人になってからも人前では緊張することが多く「細かいところが気になりすぎる」性分…そんな自身のネガティブにひたすらツッコミ続け、怒りも照れも全て笑いに変えている。 橋本は「僕が本を!? 今まで文芸誌に連載されていたものが書籍化されるなんて、こんなにうれしいことはありません」と喜び、「日常のささいなことを脳内でツッコませてもらっています」と同書を紹介。 続けて「僕みたいな不器用な人間はツッコむことによって、なんとか溜飲を下げて生きているのです」と自虐気味に語り、「そんな細かいところが気になりすぎて面倒くさすぎる私を優しく『しょうがねぇなぁ』と愛していただけると幸いです」と呼びかけた。 相方、鰻の4コマ漫画も掲載されている。