世界早産児デー 写真展開催 10人に1人 2500g未満の小さな赤ちゃん 鹿児島県
鹿児島放送
11月17日の「世界早産児デー」にあわせて鹿児島市で14日から小さく生まれた赤ちゃんの成長を記録した写真展が始まりました。 会場に展示されているのは、2500g未満で小さく生まれた赤ちゃん達の写真。その下には成長した姿の写真も並んでいます。 写真には名前や生まれた時の体重、家族のメッセージも添えられています。 県によりますと、去年県内で生まれた赤ちゃんは9868人でそのうち低出生体重児と言われる2500g未満の赤ちゃんは1086人でした。10人に1人の割合です。 写真展を開催したメンバーの1人、山元理英さんも次女・暦ちゃんを妊娠22週で出産しました。写真展を通して同じ境遇の家族がつながることや、低出生体重児への社会の理解が深まることを目指しています。 【鹿児島リトルベビーサークル ゆるり 山元理英さん】 「今まで以上にたくさんの方に知っていただきたいですし、今も小さく生まれて頑張っている子どもたちとご家族に1人じゃないと伝えたい」 今回は初めて医療的ケア児の写真も一緒に展示していて、センテラス天文館4階の図書館で今月18日まで開かれます。