松本でブラインドサッカー中日本リーグ 平林太一選手出場、体験会やライブも
「ブラインドサッカー中日本リーグ2024 in 長野」が10月19日、松本市サッカー場(松本市今井)で開催される。主催は日本ブラインドサッカー協会(JBFA)。(松本経済新聞) 「ブラインドサッカー・ロービジョンフットサル地域リーグ2024」の中日本リーグ全2節のうちの1節目として行う。出場するのは、新潟フェニックスファイヤーズ、オガルリーブレ山梨、松本山雅B.F.C.、FCコレチーボ静岡。トーナメント形式で順位を決める。パリ2024パラリンピックのブラインドサッカー男子に出場した松本山雅B.F.C.の平林太一選手も出場予定で、JBFA広報コミュニケーション室の宮島大輔室長は「帰国初戦となる平林選手のプレーを多くの人に見てもらえれば」と話す。 同リーグは2022年度より大会形式を変更し、中日本のほか北日本、東日本、西日本の4ブロックで開催。現在はブラインドサッカー31チーム、ロービジョンフットサル4チームが登録されている。今季は6月に開幕し、来年3月まで8会場で試合を行う。 昨年開始した「JBFA×クラブチーム×地域」の3者協働の取り組みにより、松本山雅B.F.C.が大会運営の一部を担う。松本山雅ホームゲーム・スタジアムMCの小出マサトさんが参加して盛り上げるほか、松本山雅ヒップホップダンススクールがダンスを披露。市内在住のシンガー・ソングライター「sugar me」さんによるミニライブも開く。 ロービジョンフットサルとブラインドサッカーの体験会も開催。視覚障害の有無にかかわらず、小学生から高校生まで参加でき、気軽に楽しめるブースを設けるほか、午前と午後に1回ずつ体験プログラムも用意する。松本山雅B.F.C.を運営する松本山雅スポーツクラブの丸山英男理事長は「激しいボールの奪い合いなど、生で見るブラサカは迫力がある。松本山雅B.F.C.の戦い方にも注目してほしい」と呼びかける。 試合開始は10時。入場無料。体験プログラムの申し込みはウェブサイトで受け付ける。
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