【2023年・ブラックフライデー】「iPhone 11」が「iPhone 12」より高価で下取りされるGoogleストアのセール。下取り用端末の争奪戦で「Pixel 5」のフリマ価格相場は倍以上に
Googleストアのブラックフライデーセールが開始後、初めての週末を迎えた。 2023年の目玉は「Pixel 8」となるが、お得に購入するためには高額で下取りされる機種が必須となる。 【下取り価格を確認】Googleストア・ブラックフライデー、「iPhone 11」は「iPhone 12」より高価で下取りされる そのためか、オークションおよびフリマサイトでは、「Pixel 5」の落札相場・買取相場が急騰している。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
Googleストアの2023年ブラックフライデーセール
既報のとおり、「Pixel 8」は、今回のブラックフライデーで2万3000円の直接割引となり、価格は8万9900円となる。 1ヶ月前(2023年10月)の「発売記念キャンペーン」では、価格11万2900円(税込)で、ストアクレジットが3万円分付与された。 ストアクレジットが期限を迎える2024年10月までに、「Googleストアで商品購入する可能性がない」方にとっては、直接割引となるブラックフライデーがお得である。 しかしながら、割引価格でも約9万円であり、昨今のスマホ市況からすると安価な部類に入るが、安い価格とはとても言えない。 ●Googleストアの下取り 2023年ブラックフライデーの最大の特徴は、「Pixel 8」購入時に限り、一部の旧型機種が高額で下取りされることにある。 具体的には、以下の表のような下取り金額となっている。 下取り額「4万3100円」の対象機種に以下の機種がある。 ・3世代前の「Pixel 5」 ・2世代前の「Pixel 6」 ・4世代前の「iPhone 11」 一方で、 ・「Pixel 6 Pro」:3万5000円 ・「iPhone 12」:3万3427円 といったように、より高性能な機種や新しい機種が安価となっている。 以上、Googleストアの下取りには特徴があることが理解できるであろう。
「Pixel 5」のオークション落札相場およびフリマ買取相場の高騰
Googleストアのブラックフライデーセールが開始後、2023年11月18日~19日は初めての週末となった。 偶然なのか、人気のフリマサイトやオークションサイトでは2023年11月18日~19日に、出品者・購入者の双方に向けたキャンペーンが開催されており、賑わっていた。 フリマサイトでは検索数が多い商品はトレンド入りするところ、この週末は「Pixel 5 本体」が入っていた。 トレンドにも入っていた「Pixel 5」の落札金額であるが、以下のように明らかな金額差が見受けられた(ジャンク品は除く)。 ・2023年10月:1万1000円~2万3000円 ・2023年11月18日~19日:2万9800円~3万9800円 「Pixel 5」は2022年にも下取り用に需要があったため、出品数はそれほど多くはないものの、大幅に高騰していることが分かる。 2023年11月現在、「Pixel 5」を3万円台で購入してそのまま使うことは考え難く、ほぼすべてが「Pixel 8」の下取りに利用されるであろう。 ブラックフライデーセール以上に、下取り端末の争奪戦で盛り上がっていた週末であった。