「婚前交渉はNG」と教わったDAIGOの姉・影木栄貴がアニメキャラに大恋愛した理由「2次元の恋は私を傷つけない」
影木さん:自分にコンプレックスがあったのが大きかったのかなと思います。貧乳だし、ムダ毛が濃い目なのも気にしていて。なにより、自分の股間の形を見たときに…なんてグロいんだと衝撃を受けてしまって…。 ── わかります…!そう感じる人は多いかもしれません。 影木さん:こんなものを見せたら、相手に引かれるんじゃないかと思っちゃったんです。それで、28歳で初めてつき合った彼とは最後までできませんでした。それが、私の身体的コンプレックスが原因なんじゃないかと思うと、そのこと自体もショックで。その後、30歳のときにつき合った彼と初体験をしたのですが…結局、性の不一致でお別れしました。
── コンプレックスがあったから、最終的に心も体も許せなかったのでしょうか。 影木さん:そういうところがあった気がします。もともと男性に対する免疫がなさすぎたうえに、小学生のころに痴漢に遭った経験から、どこかで生身の男性が気持ち悪いと感じていたんです。つき合った彼にも問題はあったけれど、私自身のコンプレックスや変なプライド、正しくない性知識や、生身の男性への嫌悪感などなど、いろいろな原因が重なって、長続きしなかったんじゃないかな…。
── 2番目の彼と別れた理由のひとつがアニメ『機動戦士ガンダムSEED』のキャラクターであるアスラン・ザラに恋をしてしまったから、だそうですね。仕事がまったく手につかなくなり、連載漫画を中断してアスランの同人誌を描きまくっていたとか(笑)。3次元の恋と2次元への恋との違いは何でしたか? 影木さん:2次元の恋は私を傷つけないんです。彼らに対してプライドもコンプレックスも何もないので、とことん愛せますよね。私がアスラン・ザラにしたいことを漫画にして描いて、同人誌として出す。それに共感してくれた人たちが買ってくれる。最高な循環じゃん!みたいな(笑)。
── 誰も傷つけないですもんね。 影木さん:3次元の恋は、やっぱり些細なことでも傷つくことが絶対ある。だけど、2次元の恋はそれがないのが安心できるのかなと思います。