能登半島地震の関連死185人に 直接死含め死者412人の見込み
石川県は30日、能登半島地震の災害関連死に関する審査で、新たに羽咋市、志賀町、穴水町の計11人を認定すると決めた。地震の関連死は新潟県の2人、富山県の2人を含め185人となり、死者は建物倒壊などによる直接死227人と合わせて412人に上る見込みとなった。 県は3市町と合同で、計17人を対象に審査した。認定が決まった11人は羽咋市2人、志賀町3人、穴水町6人。各市町が今後、正式に認定する。 志賀町の2人は、持病悪化などの死亡の経緯と地震に因果関係がないと判断し「不認定」とした。このほか、羽咋市と穴水町の計4人は審査を継続する。