田畑志真、18歳の予告ホーマー 22年正月サンスポ連載企画「ウル寅ガール」で目標掲げガツンと実現!「おむすび」でNHK朝ドラ出演
若手注目の女優、田畑志真(18)がNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0)で主演の橋本環奈(25)演じるヒロインの幼なじみ役を好演し、注目を集めている。新人女優を紹介する2022年1月のサンケイスポーツ連載企画「ウル寅ガール」の取材で朝ドラ初出演を目標に掲げており、約2年10カ月で〝有言実行〟。劇中で見せる天真爛漫(らんまん)な笑顔で喜びなどを語った。 連載企画の取材を受けたときは高校1年で16歳。このほどインタビューに応じた田畑に当時の発言について聞くと、「ハイ、しっかり覚えています!」と声を弾ませた。 「おむすび」は橋本演じる平成生まれの米田結が栄養士を目指す青春物語。田畑は18日の放送週から登場し、朝ドラデビュー。ギャルになって神戸に帰郷した結を優しく迎える幼なじみ、佐久間菜摘役を演じている。 朝ドラのオーディションは今回が初挑戦。ヒロイン役は落選したが、持ち前の前向きな雰囲気が評価され、菜摘役に抜てきされた。劇中では明るい性格で結や生活する商店街を支える役どころ。「周囲の方からは私がもともと持っている天真爛漫さが出ていると言われました」と喜んだ。 役作りでは実際に神戸の商店街を訪問。今作は阪神・淡路大震災も描いており「喫茶店の方から避難の様子や、今はみんなで頻繁に集まって絆が強まっていることを聞きました」と温かみのある演技に生かしている。神戸弁にも挑戦。「私は熊本出身で、熊本弁と標準語も混じってしまって大変です」と奮闘中だ。 橋本とは同じプロ野球・巨人のファンで「初対面でしたが、巨人の話でも打ち解けました」と笑顔。朝にふさわしい爽やかな演技は視聴者の注目を集め、SNSでは「いい笑顔。未来の朝ドラヒロイン」などと盛り上がりを見せている。 田畑は「皆さんに元気や癒やしを届けたいし、実力をつけて朝ドラのヒロインや大河ドラマにも出演したいです」と宣言。今春高校を卒業し「自分と向き合う時間が増え、以前より役柄に寄り添えるようになった」。成長する元気印は〝有言実行〟で飛躍を目指す。(山内倫貴) ■田畑 志真(たばた・しま)
2005(平成17)年12月24日生まれ、18歳。熊本市出身。2016年に女優デビュー。22年には所属事務所の先輩、有村架純(31)の主演映画「前科者」に出演した。同年、テレビ朝日系「トモダチゲームR4」にも出演。父親や兄とキャッチボールをする野球好きで、「始球式も夢のひとつ」。好物はきゅうりの一本漬けで「食べ歩きでは見つけると必ず食べます」。