【バレー】SVリーグ女子が開幕。オープニングマッチは埼玉上尾がホームのNEC川崎にストレート勝利
バレーボールの大同生命SV.LEAGUEは12日に女子が開幕。神奈川、福島、石川、岡山で計4試合が行われた。 オープニングマッチは昨年覇者のNECレッドロケッツ川崎と同3位の埼玉上尾メディックスが対戦。埼玉上尾が3-0(26-24、25-23、25-22)で勝利した。 両チームのスターティングメンバーは、NECが島村春世、佐藤淑乃、甲萌香、中川つかさ、ダシルバ・ロレイナメアリーズ、コンヨット・アチャラポーン、リベロ・大工園彩夏。埼玉上尾は、山中宏予、濵松明日香、目黒安希、佐藤優花、黒後愛、鎌田咲希、リベロ・岩澤実育。
入場者数は3280人だった。報道陣も多く駆けつける中、パリ五輪でも司令塔を務めた埼玉上尾のセッター・岩崎こよみは試合後の記者会見で、「こんなにカメラの数がある試合はなかなかないので、SVリーグの注目度を感じる。今日だけではなく毎回注目してもらえるような面白い試合をしていきたい。今日はNECさんのホームゲームだが、埼玉上尾のホームゲームも満員にできるように私たちも頑張りたい」と話した。
一方、22-23シーズンで一度引退し、昨シーズンはチームスタッフとして活動。今季から復帰して主将に就任したNEC川崎のセッター・澤田由佳は、「埼玉上尾さんはミスの少ないチーム。その中で自分たちはサーブとオフェンスでアグレッシブに攻めようとしたが、自チーム失点をコントロールしきれなかった。明日はしっかり修正して、全員で攻めていきたい。昨年はスタッフとして選手の時にはわからなかったこともたくさん経験した。そこを踏まえて選手とスタッフの繋ぎ役もしながら、全員で戦えるチームを作りたい」と、今季もスタッフも含め全員で戦うバレースタイルに徹することを強調した。
13日は12日と同一カードの4試合のほか、大阪と福岡でも試合が行われる。 12日の試合結果は以下の通り(左側がホームチーム)。 NEC川崎 0-3 埼玉上尾 デンソー 3-0 A山形 PFU 3-2 姫路 岡山 2-3 刈谷