インハイ王者が日清食品トップリーグ連敗、開志国際は福岡県勢に連勝…日本代表候補ダブルダブル
高校バスケ最高峰のリーグ戦『U18日清食品トップリーグ バスケットボール競技大会2024』の男子第6週が、11月9日と同10日に新潟市東総合スポーツセンターで開催された。 開催地新潟県が地元の開志国際高校は、9日の福岡第一高校戦で7-0の好スタートをきった勢いそのままに、主導権を握って82-62で勝利。平良宗龍がチーム最多31得点10リバウンド、ネブフィ ケルビン シェミリーが20得点20リバウンド4ブロックの活躍を見せ、今大会3勝目を挙げると、翌10日の福岡大学附属大濠高校(福岡県)でも71-59と快勝。この日は清水脩真と千保銀河がチーム最多タイの21得点の活躍を見せ、全国屈指の名門校である福岡県勢を連破した。 一方、第6週で痛恨の2連敗を喫したのが、インターハイ王者の東山高校(京都府)。9日は福大大濠を相手にクロスゲームを演じたものの、第4クォーター残り48秒に湧川颯斗に決勝の3点プレーを決められ72-75と逆転負け。翌10日は福岡第一の前にオフェンスが振るわず、51-78と完敗。世代屈指のポイントガードとの呼び声もある瀬川琉久が10得点9リバウンド4アシストを挙げたものの、ターンオーバー7本を記録。チーム全体でもターンオーバー数が18-7、リバウンド数が43-57と、最後までペースをつかみきれなかった。 なお、日本代表トップチームの合宿に招集されている福大大濠の渡邉伶音は、9日の東山戦で3ポイント1本の成功を含む23得点14リバウンド3アシストを記録。10日の開志国際戦は出場しなかった。 日清食品トップリーグ男子第6週の試合結果と順位表、11月15日と同17日に行われる最終週の試合予定は以下の通り。
■日清食品トップリーグ男子第6週の結果
<11月9日> 福岡第一 62-82 開志国際 福岡大学附属大濠 75-72 東山 <11月10日> 東山 51-78 福岡第一 開志国際 71-59 福岡大学附属大濠