【山形】衆院選 最終盤 激戦 山形3区
YTS山形テレビ
立候補しているのは、届け出順に立憲・新人の石黒覚さん、共産・新人の山田守さん、自民・前職の加藤鮎子さんの3人です。 【石黒覚さん】「次の世代をないがしろにするような嘘つきの政治などあってはならない」 立憲・新人の石黒覚さんは終盤戦、知名度不足が課題の最上地方を中心に遊説や街頭演説を重ねています。 きのうは新庄市で個人演説会を開き、舟山康江、芳賀道也、両参議院議員ら非自民系の議員が応援に駆けつけ、結束を強めました。 【舟山参議院議員】「地域の声をしっかりと、それこそが国をつくっていく、動かしていく、こういう政治をみなさんと共につくっていただきたい」 立憲・国民・連合山形による「2党1団体」の統一候補として、最後まで草の根の選挙戦で支持拡大を図ります。 【石黒覚さん】「子供たちの笑顔を未来に届けるために、この度の選挙勝たせていただきたいと思います。」 【山田守さん】「大企業優遇の政治をこのまま進めるのか、命と暮らしを守る政治を日本共産党の躍進によって進めるのか、このことが問われています」 共産・新人の山田守さんは、選挙戦の後半も変わらず街頭演説を中心とした選挙戦を展開しています。 きのうは酒田市と遊佐町、10カ所以上で街頭に立ちました。 「政治とカネ」の問題を批判すると共に、物価高対策や労働環境の改善など、国民の暮らしを守る政策を訴えます。 【山田守さん】「希望の持てない、そういった経済政策をこのまま進めていいのかどうか、自民党政治と真正面から対決する日本共産党をぜひ躍進させていただきたい。軍拡優先の政治にはしない。大企業優先の政治はきっぱり改める。この立場に立った国会論戦を私にさせてください」 【加藤鮎子さん】「大きな課題は災害からの復旧、復興でございます。庄内と新庄、最上の災害からの復旧に全力をあげて参ります」 自民・前職の加藤鮎子さんは、きのう、地元・鶴岡市で街頭演説を行いました。 党本部から小泉進次郎選対委員長が駆け付け、「同世代として一緒になって物価高対策、農業支援に取り組んでいく」と強調しました。 【小泉進次郎選対委員長】「我々の世代が危機感を持って自民党が変わらなきゃいけないことを変えていく。だから私は鮎子さんが必要なんです。勝ってもらわなきゃ困るんです」 加藤さんは大臣としての経験と実績をアピール。 引き続き、政権与党の一員として政策を前に進めたいと訴えました。 【加藤鮎子さん】「加藤鮎子をもう一度信じていただいて4期目も仕事をさせてください」