「勝たないでほしいのか?」超大型補強を敢行したドジャースへの批判にベッツが反論!「どうしてほしいのか分からない」
一部から向けられた厳しい視線に元MVPが反発している。 このストーブリーグで大きな話題を提供した球団の一つが、ロサンゼルス・ドジャースだ。すでにムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンと大物選手が所属していたが、今オフには、大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスらが新加入。高額給与の選手たちを次々と獲得し、米球界を騒然とさせた。 【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍!ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット! さらに、大谷と交わした後払い契約(7億ドルのうち6億8000万ドルを契約終了後に受け取るというもの)の効果もあり、今オフだけで費やされた補強費用は、12億ドル(約1740億円)超とも言われているドジャース。ただ、こうしたスター軍団の動きに対しては、他球団ファンからの批判的な声も少なくないようだ。 現地1月26日、地元ラジオ局『AM 570 L.A. Sports』の番組『Dodger Talk』に出演したベッツは、大型補強に対する批判の声を踏まえ、「そうしてほしくなかったのかもしれないが、俺たちにどうしてほしいのかよく分からない」と反論。「ある能力に恵まれていて、それを使わない手なんかないだろう」と持論を展開している。 さらに、「勝たないでほしいのか?」と続ければ、競争力を高めるために可能な限りのことを行なっていると強調したベッツ。「それしかない。ビジネスとかそういうことは抜きにして、単純明快なことだ。もし俺たちが『頑張ってごめんね。もう二度とやらないよ』なんて言ったら、わけが分からない」と話していた。 今季は4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を目指すドジャース。こうした反感を跳ね除け、世界一奪還を果たせるか。彼らの活躍に注目だ。 構成●THE DIGEST編集部