元K-1王者のゴンナパーが初参戦。迎撃する古村匡平は「ムエタイの攻防は僕のほうが上なのでは」と自信【KNOCK OUT】
KNOCK OUTが12月13日、都内で会見を開き、2025年の第1弾大会となる「KNOCK OUT 2025 vol.1」(2025年2月9日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。 元K-1 WORLD GPライト級、元Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)がKNOCK OUTに初参戦し、古村匡平(FURUMURA-GYM)とKNOCK OUT-RED -63.0kg契約で対戦することが発表された。 ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本に主戦場を移すと、同階級のトップ選手たちを次々と撃破。“ムエタイ大魔神”の異名を取り。2016年9月にK-1初参戦。山崎秀晃や卜部功也といったビッグネームを次々と破り、K-1で確固たる地位を築いた。2022年8月の岩崎悠斗戦の後、しばらく間が空いたが、今年4月に約1年8カ月ぶりに復帰すると若手のホープ塚本拓真に判定勝ちを収め復活。現K-1王者の与座優貴にはKO負けを喫するも、前戦となった9月のKrushでは上野空大を圧倒してTKO勝ちを収めた。ただしこの試合では体重超過を犯しペナルティーを科されている。 古村はヒジありルールのREDルール戦線で活躍。ゴンナパーというビッグネームから勝利を収めれば、事あるごとにアピールしている現KNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太(クロスポイント吉祥寺)への挑戦実現に大きな前進となる。
REDルールは来年からオープンフィンガーグローブでの試合となる。 古村は大物との対戦に「今回はすごい大物を僕に預けてもらい感謝している。カンボジアでは負けてしまったが、僕の持ち味は相手がどんな大物でもしっかりと当たれば倒れるという攻撃力。それをしっかり爆発させてKNOCK OUTの強さを今度こそ証明したい」と武者震い。 ゴンナパーについては「一番分かりやすいのはパンチの強さと蹴りの強さ。体も強いし、生物的に強いのかなという印象」などと警戒しつつも「実は首相撲とかムエタイの攻防は僕のほうが上なのではと思っている。僕はヒジにも結構自信があるのでREDルールで勝つ確率が上がったと思っている」と自信を見せた。 そして勝利の際には「勝った後は、マイクパフォーマンスで王者をリングに上げて、そこでタイトルマッチ宣言をさせてもらおうかなと思っている」と公衆の面前で重森にタイトル挑戦を認めさせるプランを明かした。
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