センバツ2024 京都国際、壮行会 「希望与えるプレー見せる」 中崎主将らが意気込み /京都
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に3年ぶり2回目の出場をする京都国際の壮行会が5日、京都市東山区の同校であった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 壮行会では、初めにセンバツ旗が主催者を代表して毎日新聞京都支局の野上哲支局長から朴慶洙(パクキョンス)校長、中崎琉生主将へと手渡され、在大阪韓国総領事館の金亨駿(キムヒョンジュン)総領事、府高野連の福家崇明会長らが祝辞を述べた。 生徒を代表して山本花音・学生会長が「在校生がみんな、スタンドから応援します」とメッセージを送り、小牧憲継監督は「新型コロナウイルス禍でセンバツ辞退を余儀なくされた2年前のチーム、甲子園出場を逃した昨年のチームの思いも背負って戦い、その分の勝ち星も積み重ねたい」と謝辞を述べた。中崎主将は「野球は人々に勇気、希望を与えられるスポーツだと思う。コロナ禍や能登半島地震などの災害に打ちのめされた人たちに精いっぱいのプレーを見てもらい、支えてもらった人たちに恩返ししたい」と決意表明した。 これに先だって京都外大西、京都国際の監督、主将ら関係者は府庁を訪問し、センバツに向けての意気込みなどを述べた。洛星高時代に投手だった西脇隆俊知事は「3年夏の京都大会は、京都外大西に1点差で負けた」などとエピソードを披露し、野球談義に花が咲いた。【矢倉健次】 〔京都版〕