南太平洋バヌアツでM7・3の地震、14人死亡…日本人80人には被害情報なし
【ジャカルタ=作田総輝】南太平洋の島国バヌアツで17日、マグニチュード(M)7・3の地震があった。AFP通信によると、少なくとも14人が死亡し、200人以上が負傷した。
米地質調査所(USGS)によると、震源は首都ポートビラがあるエファテ島の沖合で、震源の深さは約57キロと推定されている。現地の映像では、ポートビラは激しい揺れに見舞われ、建物が相次いで倒壊した。大規模な土砂崩れも発生しており、犠牲者はさらに増えるとみられる。
在バヌアツ日本大使館によると、バヌアツで暮らす日本人は約80人で、今のところ被害情報はないという。
バヌアツは約80の島で構成される島嶼(とうしょ)国で、人口は約33万人。