ジャーナリスト・岩田明子 氏に聞く!自民党総裁選や今後の政局 知事選敗北は「大きな痛手」静岡
知事選で敗北で新たな県連会長選出
逆風の中で迎えた県知事選挙。 元民主党議員で浜松市長を務めた鈴木康友 氏が勝利し、自民党本部が推薦した候補は敗れました。 そして、6月10日に開かれた自民党の県連大会。 新たな会長に就任した井林辰憲 衆議院議員は…
自民党県連・井林辰憲 会長: 県連が直面している課題について、いろんな方から電話や面談を求められている。ぜひお集まりの皆さんの支持と理解、支援、協力をいただき、県連会長の役を皆さんと一緒にやっていきたい
支部長不在の3区と8区について改めて整理していきます。 3区の宮澤 元議員は、裏金問題に対するかん口令の暴露で議論を巻き起こしました。 その後、本人はみそぎをして心機一転を図ろうとしましたが、女性問題が明るみになって離党、結局、議員辞職しました。 3区の幹事会は長く応援できる人材を9月の総裁選までに決めたいとしています。 一方、8区の塩谷議員は、安倍派の座長として裏金問題の責任を取ることになり、離党勧告処分を受けました。 この3区と8区の支部長について、県連会長に就任した井林議員はスピード感をもって進めたいとしています。
-裏金問題に端を発した3区と8区の2人についてお2人はどう感じる? ジャーナリスト・岩田明子さん: 裏金問題が大きく取り上げられるようになるスタートを切った2人だと思います。 2023年の11月に塩谷さんが「あったと思う」と還流システムについて発言し、その数時間後に撤回したためにかなりキズ口を広げて注目されることになった。 宮沢さんは「しゃべるな、しゃべるな」と圧力を受けていると発言し、隠蔽体質を暴露しました。 静岡発で裏金問題は注目を集めることになったと言えます。政治家は今回のことを機に、お金のかからない政治ということを本気で目指しては欲しい 弁護士・菊地幸夫さん: 私はもともと政治家に期待していません。政治とカネの問題はいつまでたっても無くならないですから。民主党政権になった時も企業献金廃止などの公約はうやむやになってお金、お金と言う感じになってしまいましたから