体重22.5キロ、ペンギンの巨体ひなが人気 豪水族館
(c)AFPBB News
【9月26日 AFP】オーストラリアの水族館「シー・ライフ・メルボルン(Sea Life Melbourne)」のペンギン舎には、どの個体よりも大きく、ふわふわした茶色の毛玉がいる。「ペストー(Pesto)」と名付けられた生後9か月のオウサマペンギンのひなだ。 ペストーは、同館がこれまで飼育してきた中で最も大きなペンギンで、体重は22.5キロ。その巨体で一躍有名になった。1日25匹の魚を食べる健康的な食生活で、さらに成長する可能性もある。 飼育員のミカエラ・スメールさんによると、ペストーの両親であるタンゴとハドソンの体重はそれぞれ約11キロ。ペストーは両親の体重の合計よりも重いことになる。 スメールさんが公共放送ABCに語ったところによると「ふ化したときは200グラム」だった。 オウサマペンギンのひなは、南極の極寒に耐えるために体が大きくなる。とはいえ、ペストーは他のひなよりもふっくらしている。 スメールさんはABCに「ちょっとぽっちゃりしているけれど、健康だ」と話した。 映像は水族館「シー・ライフ・メルボルン」より提供。(c)AFPBB News