「知らぬ間にくっついてた…」『名探偵コナン』カップルたちの「馴れ初めエピソード」
■腐れ縁で幼馴染の2人…服部平次&遠山和葉
西の高校生探偵・服部平次と、その幼馴染・遠山和葉。両想いなのは誰の目から見ても明らかなのだが、なかなかくっつかず、動向が気になる名物カップルである。 そんな平次と和葉の出会いも幼少期だった。京都で和葉を見かけた平次が一目惚れをしたのが馴れ初めである。親同士の繋がりもある2人、現在は同じ高校で一緒に学校生活を送っている。 平次に一目惚れをされた和葉だが、彼女も自然と平次に惹かれており、好き同士なのは一目瞭然。どちらから告白してもうまくいくだろうが、想いを伝えようとしても相手がそれを聞いていなかったりと、なぜかいつもタイミングが悪いのが残念だった。 新一と蘭の恋の進展を聞いた和葉は平次への告白を決意していたが、そうこうしているうちに、美しい令嬢・大岡紅葉という強力な恋のライバルが登場したりと三角関係なども勃発……。まだまだ“両片想い状態”は続くと思われたが、2人の恋は先日急展開を迎えた。 なんと9月11日発売の『週刊少年サンデー』にて、平次は和葉に告白。その後、2人が顔を赤らめながら手を繋いで歩く様子が描かれており、カップル成立となったのだ。ちなみにこのニュースはX(旧Twitter)でトレンド入りするほど話題となり、本作のファンにとって喜ばしいニュースとなった。
■紆余曲折ののち晴れてカップルに…鈴木園子と京極真
新一や蘭の友達である鈴木財閥の令嬢・鈴木園子と、空手公式戦で連勝無敗を誇る“蹴撃の貴公子”の異名を持つ京極真の関係も見ていこう。 馴れ初めは、園子が蘭やコナンと一緒に伊豆の海に遊びに行ったことがきっかけだ。海の家でバイトをしていた京極は、このとき事件に巻き込まれた園子を助けている。 だが、実は出会いはそれよりも前だった。京極は以前、空手の大会で蘭を一生懸命に応援する園子の姿を見て、一目惚れしていたのだった。 事件が起き、身を挺して犯人から園子を守った京極は「あなたに好意を寄せる幾多の男の内の1人」と、さりげなく告白をしている。 そこから京極を意識するようになった園子。こちらもお互いに想い合っている関係だったが、ちゃんと付き合い始めたのはバレンタインがきっかけである。 園子は鈍感な京極に“大好きな人のためにチョコを作っている”と伝え、ヤキモチを妬かせた。その“大好きな人”が気になる京極は園子の元に駆けつけ、(ちなみにこの際も、犯人から園子を守っている)最終的に園子は「to MAKOTO」と描いたチョコを渡して想いを伝えた。そうして2人は晴れてカップルになったというわけだ。 作中、京極は何度も園子のことを命をかけて守っている。園子よりも京極の愛のほうが重い気がしてしまうのは、筆者だけではないだろう。