「正々堂々とプレー」 富山商野球部、甲子園へ出発
7日開幕の第106回全国高校野球選手権大会に出場する富山商野球部の壮行会は1日、同校で開かれ、生徒約650人から熱いエールを受けたナインは感謝の思いを胸に甲子園へ出発した。鶴田尚冴主将は目標の4強入りへ「自分たちの野球を貫き、正々堂々とプレーする」と力を込めた。 前﨑秀和監督は「甲子園では応援を力に変え、最強の富山商を全国に見せたい」と意気込みを示した。 ナインは拍手に迎えられ体育館に入場した。宮池秀洋校長が「100%の力をぶつけてきてほしい」とあいさつし、桶屋泰三同窓会長は「富商(とみしょう)旋風を巻き起こしてきて下さい」と激励した。生徒会長の木津葉琉薫さんが鶴田主将に激励金を手渡した。選手一人一人が学年、名前、守備位置を宣言し、応援団員が勇壮なエールを送った。 ベンチ入りした選手ら約30人はバスに乗り込み、大阪市内の宿舎に向かった。4日に組み合わせ抽選会が開かれる。