【新日本G1】EVILがザックにわずか19秒で敗れる波乱発生!ザック「俺はプロレスを愛してる」
新日本プロレスは真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス33』8.6東京・後楽園ホール大会を開催した。第7試合はAブロック公式戦、ザック・セイバーJr.とEVILが対戦。ザックはここまでIWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也、グレート-O-カーン、カラム・ニューマン、ジェイク・リーに勝利するも、海野翔太、鷹木信悟に敗れて4勝2敗。EVILは開幕からゲイブ・キッド、ジェイク・リー、SANADA、そして内藤、カラム・ニューマンと破竹の勢いで5連勝し「オイいいか、オメーらがよぉ、今ここで、もう、Aブロックの連中、あんなクソ弱い連中を潰すのを『EVILさん、もうやめてください。もうかわいそうです』って言うんだったらな、今すぐ、ここで俺の『G1』優勝決定でいいぞ、オイ。その代わりよぉ、今すぐ俺のところに『G1』の優勝トロフィーとIWGPのベルト持ってこい!わかったか、よく覚えとけ!」と吠えていたが、8.4大阪・大和大学大和アリーナ大会でオーカーンに敗れてしまい連勝が止まっている。 【動画】EVILがザックをカバーしようとするものの上手く切り抜けられ… ザックとEVIL両者の対戦成績はザックの4勝2敗。暴走ファイトでここまで突き進んできたEVILだが、ザックのようなテクニシャンは苦手な部類に入る選手のようだ。苦手意識があったからかEVILは入場を控えていたザックをバックステージからヘッドロックで捕らえながらリングに連行する。リングに上がると、マネージャーのディック東郷がザックにパウダー攻撃。そしてEVILと東郷はマジックキラーを決めて、そこからEVILはカバーの体勢に入るが、カウント2で切り抜けたザックは、上手くEVILを丸め込むとなんと3カウント。その時間はわずか19秒だった。 試合後、呆然とした表情を見せるEVILを嘲笑うかのようにザックは南側の客席で勝ち誇ると怒ったEVILは東郷はザックを追いかけるも、ザックは北側の客席でユニオンジャックの国旗を手にすると、闘牛士のようなポーズでさらに挑発し、EVILたちはバックステージまで追いかけていった。 ザックはインタビュースペースに走ってくると、カメラの前にイギリス国旗を広げてコメントを出さずすぐに控室へ走り去る。その後をEVILが「コラ、ボケー!」と叫びながら追って行ったが、しばらくするとイギリス国旗を持ったザックが再びインタビュースペースに現れて「神々の手にある人間は腕白どもの手にある虫だ、気まぐれゆえに殺されるのだ。近い将来、科学は細胞の老化を遅くするだけではなく、細胞を修復し、我々は永遠のものとなる。事故や犯罪、戦争のみが我々を殺すものとなる。残念ながら、犯罪や戦争は増えていく」とシェークスピアの『リア王』を引用する形でコメントをすると、最後に「俺はプロレスを愛してる。ありがとう」と暴走ファイトにプロレスで打ち勝ったことを誇りに思っているかのような言葉で締め括った。これでAブロックはザックとEVILが10点で首位タイ。これを内藤とSANADAが8点で追う展開となっている。 ◆新日本プロレス◆ 『G1クライマックス33』 2024年8月6日 東京・後楽園ホール 観衆 1503人(札止め) ▼ 『G1クライマックス33』Aブロック公式戦(30分1本勝負) 【5勝2敗=10点】○ザック・セイバーJr.(0分19秒 エビ固め)EVIL● 【5勝2敗=10点】 文⚫︎どら増田
【関連記事】
- 新日本G1でSANADAがH.O.T入りの大事件が勃発? EVIL「話は最初から出来てんだよ」しかし、まさかの…
- 新日本の極悪軍団H.O.Tが”取締役トリオ”に傍若無人の大暴走! EVILは毒舌止まらず「三大恥さらしだってことを証明してやったまでだ!」【ALL TOGETHER】
- 【パリ五輪】文田健一郎が悲願の金メダル獲得!涙の東京五輪から3年…決勝で中国の曹を破り頂点へ【レスリング男子グレコローマン60kg級】
- 須﨑優衣が“波乱”を乗り越え銅メダル獲得!連覇は逃すも3位決定戦を制し、嬉し涙の表彰台へ【パリ五輪女子レスリング】
- 「やったぜ!」金メダルの日下尚が“バク転披露”“スタンド乱入”と喜びを爆発「(人生)変わりました!」【パリ五輪男子レスリング】