氷川きよし、「紅白」出場はファンへの“親孝行”の思い
演歌歌手・氷川きよしが27日、東京・めぐろパーシモンホールで、ニューアルバム『新・演歌名曲コレクション7-勝負の花道-』の購入者向けイベントを行った。 イベントは握手会とミニライブで構成され、1万通を超える応募の中から抽選でこの日の東京会場には1000人、先日開催された大阪会場には1000人の計2000人が参加した。 まずミニライブに登場した氷川は、「今日は短い時間ですけれども、すてきな時間にさせて頂きたいと思います」とあいさつすると、新曲の『男の花道』や人気楽曲の『きよしのズンドコ節』など全7曲を熱唱。 その後、握手会に臨み、ファンとの親交を深めた。 来年デビュー20周年を迎える氷川は、「今年で19年目ですが、20周年というのは、10年や15年とはまた違った重厚な20年でして。0歳の子が20歳になるという成人式のような20年だと思うので、立派な20周年が迎えられるように頑張って歌っていきたいです」。 イベントに1万通を超える応募が集まったことには、「アルバムを買ってくださった方の中から1万人もの方が応募してくださったそうで、CDが売れないと言われている時代に本当にありがたいことですし、大きな励みになります」と感謝した。 さらに、「握手会というのは、みなさんお一人おひとりが握手をしながらコメントをくださるので、逆に僕のほうがパワーを頂いています。大阪の握手会では、ご高齢の方から『もっとアルバムを出して』と言われましたが、作品を聴きたいと言って頂けるのは歌手としてとてもうれしいことです」と笑顔で明かした。 デビュー以来、19年連続出場中の「NHK紅白歌合戦」の話題になると、「みなさまのおかげで毎年、年末の色々な番組に出させて頂いています。出場できれば応援してくださるファンの方々への親孝行みたいになりますし、今年も出させて頂けるように、精いっぱい真心を込めて全力で歌い続けていきたいです」と意気込んでいた。