お盆休み 富士登山もピークに 弾丸登山や軽装の外国人登山客も
疲労はピークに
●富士登山ガイド 羽田明史さん: 「はい。新7合目!おめでとうございます」 順調に進んでいるように見えた一行。ところが、ここで予期せぬ事態が発生します。集団の中で、立ち止まっている女性の姿が。 ●大学の同級生と参加 小田島美優さん: 「サーッと・・・ 貧血症状が」 めまいを起こしたようですが、休憩後は笑顔も見られ、何とか落ち着きました。ペースが比較的ゆっくりな、先頭集団に移動します。 ●ON 大学の同級生と参加 小田島美優さん: 「過酷ですね。もう早くもなぜ富士登山を提案したのかと」 Q後悔している? 「はい・・・」 標高3000メートルを超え、疲労はピークに。羽田さんが声を掛け、ツアー参加者を鼓舞します。 ●富士登山ガイド 羽田明史さん: 「大丈夫、右足と左足交互に出してれば着くから、これがコツ。 ●ツアー客:「確かに。」 ●富士登山ガイド 羽田明史さん: Qずっと声掛けをしているが? 「皆が元気なくなってきているので、静かになればなるほど僕はしゃべり続ける」 そして、出発からおよそ6時間後…。 ●富士登山ガイド 羽田明史さん: 「おめでとうございます!やったー!元気元気!おめでとうございます! 1人の脱落者も出すことなく、ツアー客全員が標高3460メートル、目的地である9合目の山小屋に到着しました。 ●女性:「あ~登った登った」 「オリンピック選手でもないけどオリンピック選手ばりの感動があるよね」 「ある、まだ9合目だけど」 ●桃井さんの息子の妻: 「お義父さんやったー! 桃井さん:「ハイタッチ―!イエーイ!」 孫):「イエーイ!」 山小屋到着の後は、待ちに待った夕食タイム。ふるまわれたのは、こちらの山小屋で一番人気のカレーライスです。ツアー客たちは夢中で頬張っていました。 ●大学の同級生と参加 小田島美優さん: 「こんなうまいカレー初めて・・・」 一方で、深夜1時前の山小屋の前には…。山小屋の予約が取れなかったのか、地面に腰掛け、傘で風や寒さをしのぐ登山客の姿も・・・。 羽田さん率いるツアー客も出発時間に。