センバツ2023 報徳選手、練習に励む きょう準決勝 昨秋のリベンジ誓う /兵庫
センバツでベスト4に進出した報徳学園は31日の準決勝第2試合(午後1時半開始予定)で、前回優勝の大阪桐蔭(大阪)と対戦する。報徳学園の選手たちは30日、同校のグラウンドで打撃練習などに励んだ。 報徳学園は秋の近畿大会決勝で大阪桐蔭と対戦。エースの前田悠伍(3年)に3安打に抑えられ、完封負けした。前田と中学時代にバッテリーを組んだ林純司(同)は「前田をイメージして素振りしてきた。持ち味の内角への直球を打ち返したい」と雪辱を誓う。 主将の堀柊那(同)は「部員の多さが報徳の強み。応援の力は自分たちの方が強い」と胸を張る。「秋は得点できず投手陣に申し訳なかった。絶対に3点は取りたい」と意気込む。 大阪桐蔭の西谷浩一監督(53)は宝塚市出身で報徳学園野球部OB。仙台育英戦の前には後輩の大角健二監督(42)に「待ってるで」と声を掛けたという。大角監督は「打倒大阪桐蔭を目指してきた。中盤まで粘り、終盤に勝機を見いだしたい」と試合に臨む。 大阪桐蔭は1991年に春の甲子園に初出場し、史上初となる2度の春夏連覇を含め優勝は春4回、夏5回の強豪校。【大野航太郎】 〔神戸版〕