江藤拓氏の農林水産大臣就任 宮崎県内の農業・漁業関係者の反応は
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江藤拓農林水産大臣の就任を受けて、地元選挙区からは「生産現場の厳しい現状を受け止め、支援してほしい」と望む声が多くあがりました。 (日向市の畜産農家 松木親則さん) 「農業全般、特に畜産業に関しては、飼料の高騰とコロナウイルス以来、苦しい状況が続いています。食肉のだぶつき(余り)とか価格低迷、畜産農家の人たちは苦しい思いでいっぱいです。素早い対応をしていただいて、一軒でも畜産農家が生き残れるように力を注いでいただきたい」 (門川町の漁業関係者 中崎瑛斗さん) 「魚も獲れなくなって、魚(の値段)も安い中、経費等もいろいろかかって油も高騰していて、経営の困難さを分かってほしいし、変えてもらいたい」 (延岡市の農家 田中昇さん) 「若い方がこれから農業をしやすい環境を作っていただければ。最近気温が高かったりするので、(高温に)対応できる品種改良だったり、設備投資に力を入れていただけるといい」 またJA宮崎中央会の栗原俊朗会長は「燃油や資材価格の高止まり、牛肉消費などが低迷する中、農家所得の確保に向けた対策は喫緊の課題。適正な価格形成の仕組みづくりの早期実現を期待している」とコメントしています。
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