舘ひろし、「今日は法被ーニューイヤーということで」 法被姿で15年ぶり餅つきで仕事始め
今年デビュー50周年を迎える俳優舘ひろし(74)が7日、東京都内で所属事務所「舘プロ」の新年仕事始めを行い、今年の抱負を語った。 舘プロは2021年、石原プロモーション解散後に舘が立ち上げた。舘のほか池田努(46)、小越勇輝(30)、青柳尊哉(39)、竹内夢(25)、増本尚(25)、Anna(24)、黒川想矢(15)が所属する。 石原プロの思いを継承する舘は恒例だった新年会の餅つきの復活を立ち上げを当初から口にしていた。念願の会の開催に満面の笑みで「明けましておめでとうございます」とあいさつ。ずっと映画をやりたいと言い続けてきた舘だが「昨年は『帰ってきた あぶない刑事』に出資させていただいて、まだまだ帰ってくる可能性もある。もう1本出資しているものもあります。少しずつ映画に向かっております」とほほ笑んだ。
およそ15年ぶりの餅つきには200人がそろいの法被で集まった。舘は「石原プロ時代は毎年忘年会でみんな法被を着ていた。これがどうしてもやりたかった。あの時はコンプライアンスを無視した今では許されない忘年会でしたが、法被に罪はございません。今日は法被ーニューイヤーということで」と乾杯の発声。 餅つきでは若手が餅をこねてから、きねを手に取った舘が「よいしょー!」のかけ声とともに餅をついた。初めての餅つきだという黒川には「こうやるんだ」と熱血指導するシーンも。きねを置いた舘は「はあはあ言いましたね、本当に十数年ぶりで」としみじみ。今年の意気込みを聞かれ「いつも通り淡々とやっていく。少しずつ映画作りに向けて前進したい。でも、今年はもうこの餅つきができただけで目標は半分達成しました。後の半分は、みんなが仲良く元気にやってくれればいい」と笑顔を見せた。
中日スポーツ