VARは必要か? 町田DF昌子源が見解。“判定変更”J2の事象には「僕が水戸の選手だったら絶対許さないって...」
「助かる部分で働けば欲しいし、でも逆も然りなんです」
FC町田ゼルビアのDF昌子源が、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の必要性に見解を示した。 【動画】昌子源の町田移籍後初ゴール! 町田は6月9日、ルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦でセレッソ大阪とホームで対戦し、2-2のドロー。敵地での第1戦(3-1)との合計スコア5-3で、プライムラウンド進出を果たした。 この一戦で、VARはなし。ルヴァン杯ではプライムラウンドから導入されるが、試合後に昌子は、VARの有無が選手に与える影響に言及。「あるかないかで結構、変わりますよ。マークの付き方も、よりもうちょっとタイトにいける」と映像での確認がない分、チャレンジしやすくなるとの考えを述べた。 また、記者の“必要か否か”の質問にも答え、独自の視点で次のように語った。 「難しいですね。今日、シュートブロックが僕の腕に当たったけど、僕はあれ、ハンドじゃないと思う。でも、(VARがあったら)もしかしたら(映像を)見られるかもしれない。助かる部分で働けば欲しいし、でも逆も然りなんです。選手としては一概にどっちがいいとはやっぱり言いづらいです」 また、同じくVARの導入がないJ2の試合にもコメント。2日に行なわれた水戸ホーリーホック対V・ファーレン長崎(2-3)の2-2で迎えた終盤、ペナルティエリア内で長崎の選手が倒され、一度はノーファウルとジャッジされたが、その後に判定が変更。長崎にPKが与えられた事象を例に出し、「J2で判定が変わったのとかを見ると、僕が水戸の選手だったら絶対許さないってなる」と率直な思いを述べた。 そのうえで、「そういう時はVARがあったらと思う。そう考えると、もしかしたらあったほうがいいのかもとも思います」と語った。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)