加賀の火消しの心意気示す 金沢で2年ぶりに消防出初式
新春の恒例行事、石川県金沢市の消防出初式が5日、2年ぶりに行われ、消防団員らが伝統のはしご登りや一斉放水で火消しの心意気を披露しました。 【写真を見る】加賀の火消しの心意気示す 金沢で2年ぶりに消防出初式 金沢市の消防出初式は、能登半島地震の影響で去年は中止となり、2年ぶりの開催となりました。5日は金沢市内49の消防分団や消防局の職員などおよそ1300人が参加しました。 会場の金沢城公園では、火災の状況や風向きを確かめていたのが始まりとされる、伝統の加賀鳶はしご登りが行われ、団員が木遣りくずしの歌にのせて迫力の演技を披露しました。 このあと下帯姿になった団員たちは、およそ7500人の市民や観光客を前に金沢城に向かって一斉に放水し、火消しの心意気を見せていました。
北陸放送