絶望的…? プレミアリーグ降格危険度ランキング2位。昨季の方が強かった? 期待を裏切った若手軍団
2023/24シーズンも残りおよそ2ヶ月となった。熾烈な優勝争いに注目が集まる一方で、もう一つ大きな盛り上がりをみせるのが残留争いだ。今回は現在の状況などを踏まえて、降格危険度の高いクラブをランキング形式で紹介する(順位と成績は3月28日現在)。
2位:バーンリー 順位:19位 今季成績:4勝5分20敗 昨シーズンにバーンリーはチャンピオンシップ史上最速でプレミアリーグ昇格を果たした。マンチェスター・シティOBヴァンサン・コンパニが率いることもあって、今季のプレミアリーグでの躍進が注目をされていたが、現実は厳しいものだった。 今季のバーンリーが苦戦を強いられている理由は明確だ。第一に昨シーズンのメンバーの方が強力だった。というのも、昨季の同チームはプレミアリーグのクラブからのローン移籍で加入した選手たちが昇格に大きく貢献していたのだ。しかし、チーム得点王のネイサン・テラや守備の要テイラー・ハーウッド=ベリス、超攻撃的SBイアン・マートセンらを買い取ることができずに大幅な戦力ダウンを余儀なくされ、再び一からチームを立て直している。 その際にチームの補強方針がプレミアリーグでの戦いを難しくさせた。バーンリーは現オーナー体制となってから一部例外を除いて、基本的には25歳以下の選手としか契約をしていない。そのためプレミアリーグでの実績が豊富な即戦力が欲しいこの状況でも、欧州5大リーグでの経験がない若手選手が多数加えた。これが良い判断だったのか、悪い判断だったのかは数シーズン後に振り替えなければわからないが、少なくとも残留が目標となる今シーズンに焦点を当てると疑問符が残るのは確かだろう。
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