プロ野球ドラフト会議 龍谷大平安高出身の西川史礁選手ら京都ゆかりの選手6人指名受ける!
10月24日、プロ野球ドラフト会議が行われ、今年も京都ゆかりの選手たちが指名を受けました。 千葉ロッテマリーンズから1位指名を受けたのは、龍谷大平安高校出身で、青山学院大学4年の西川史礁選手です。 高校時代は、2年の春にセンバツ甲子園に出場。 大学進学後は、パワーに磨きをかけ、東都大学リーグでMVPを2度受賞、さらに大学日本代表の4番を務め、今年3月の侍ジャパンにも選出された世代屈指のスラッガーです。 【声】千葉ロッテマリーンズ1位指名 青山学院大学4年/龍谷大平安高校出身 西川史礁選手 「率直にうれしい気持ちでいっぱいです。 野球を始めた頃からプロ野球選手になるという思いで、今までやってきたので、その夢が叶ってうれしかったです。 今年3月(日本代表の)トップチームに選出していただいた時に、村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)や近藤健介選手(福岡ソフトバンクホークス)など上で活躍されている選手のバッティングを見て、自分も素直にこの様な選手になりたいなと思ったのが一番で、それを追い越せるようにプロに入ってからもやっていきたいなと思います」 ドラフト会議終了後に、会見場に駆け付けた千葉ロッテマリーンズの吉井理人監督は・・・ 【声】千葉ロッテマリーンズ 吉井理人監督 「千葉ロッテマリーンズは右打ちの強打者がいないので、そこが弱点なので、そこを補ってほしいと思って指名しました。 走攻守揃っている選手なので、良い野手に良いホームランバッターになってほしいなと思っています。 【声】千葉ロッテマリーンズ1位指名 青山学院大学4年/龍谷大平安高校出身 西川史礁選手 「バッティングに期待していただいていると思うので、しっかりと1年目から活躍できるような選手になりたいなと思います」 そんな教え子の吉報を京都の地で見守ったのは、龍谷大平安高校の原田英彦監督です。 【声】龍谷大平安高校 原田英彦監督 「素直ですごく努力家。 黙々と一人で考えてやれる子なので、ここまで大きくなったと思う。 高校時代はプロ野球選手になるなんて思わなかったです」 そんな原田監督の元へ、西川選手から連絡が・・・ 【電話のやり取り】 (原)良かったな。 (西)良かったです。 (原)ロッテは頭にあったか? (西)いや全然なかったです。 (原)びっくりしたなほんまに。 (原)また(楽天の)中島とも勝負できるしな。 (西)そうですね。 (原)良かった。おめでとうな。 (西)ありがとうございます。また挨拶に行かせていただきます。 【声】千葉ロッテマリーンズ1位指名 青山学院大学4年/龍谷大平安高校出身 西川史礁選手 「本当に高校3年間、自分を厳しく育ててくださった監督さんだったので、原田監督には本当に感謝しています。 またこれから先プロ野球に入って活躍してさらに恩返しできるように頑張っていきたいなと思います」 さらに、同じく千葉ロッテマリーンズから2位で指名を受けたのは、立命館大学出身で、社会人野球・ヤマハの宮崎竜成選手です。 また、同志社大学出身で、ENEOSの東山玲士投手は、オリックス・バファローズから5位で指名されました。 そして、5年連続ドラフト指名選手を輩出している京都国際高校でも、歓喜の瞬間を待つ選手が・・・ 今年の夏の甲子園に、3番・センターとして出場し、全国優勝に貢献した澤田遥斗選手です。 緊張の面持ちの中、迎えた育成指名の5巡目。 (沸く一同) 【声】埼玉西武ライオンズ育成5位指名 京都国際高校3年 澤田遥斗選手 「まず育成5位という結果になって、最後の方だったので、指名されないかな...と思ったんですけど、こうして指名されて一番はほっとした気持ちなんですけど、育成5位なので、上がいくらでもいる中で、下から這い上がって行こうという気持ちが一番強いです。 自分はプロの世界では、両打を目指していきたいと思っているので、今季埼玉西武ライオンズを引退した金子侑司選手のような足を生かして両打で活躍できる選手を目指していきたいです」 その他、鳥羽高校出身で、プロ野球独立リーグ、茨城アストロプラネッツの大友宗選手は、福岡ソフトバンクホークスから育成3位指名。 龍谷大平安高校出身で、信濃グランセローズの田島光祐選手は、オリックス・バファローズから育成5位で指名を受けました。