熊本市の高齢女性から通帳だまし取った疑いで会社員の男を再逮捕 SNSで『闇バイト』応募し秘匿性高いアプリ使用か
2024年9月に熊本市に住む80代の女性から通帳をだまし取った疑いで、会社員の男が11月11日に再逮捕された。SNSで『闇バイト』に応募し、秘匿性が高いとされるアプリ『テレグラム』で指示を受けていたとみられている。 【画像】SNSで『闇バイト』に応募したか
金融機関の職員装って通帳だまし取ったか
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、菊池郡大津町杉水に住む会社員・長谷川一修容疑者(42)。 警察によると、長谷川容疑者は2024年9月に熊本市に住む80代の女性から本人や家族名義の通帳2枚をだまし取った疑いが持たれている。 市役所職員をかたる人物から「介護保険料の還付手続きがあり、通帳が必要で金融機関の職員を派遣します」と女性に電話があり、その後、長谷川容疑者が金融機関の職員を装って女性の自宅を訪問したということだ。 その翌日に女性から警察に相談があり、事件が発覚。長谷川容疑者はこれまでに熊本市に住む別の高齢の女性からキャッシュカードをだまし取り、そのカードを使って現金42万円を引き出した疑いで逮捕されていて、押収したスマートフォンなどから今回の事件への関与が浮上。きょう再逮捕された。 長谷川容疑者はSNSで仕事を探し、『闇バイト』に応募。秘匿性の高いとされるアプリ『テレグラム』で指示を受けて犯行に及び、何らかの報酬を得ていたとみられている。 警察は捜査に支障があるとして長谷川容疑者の認否を明らかにしておらず、組織的な犯行とみて調べを進めている。 (テレビ熊本)
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