高田里穂、井上想良の印象を「共通点が多くて本当に姉弟みたい」二人がお互いの印象や撮影現場の雰囲気を語る<バツコイ>
高田里穂が主演を務める真夜中ドラマ「バツコイ」(毎週土曜深夜0:00-0:30ほか、BSテレ東ほか)が放送中。 【写真】笑顔でハートのポーズをする高田里穂、井上想良 同ドラマは、漫画家・月子氏による同名漫画を原作に、自由恋愛を選ぶ肉食系美人弁護士が、離婚交渉中の既婚者と知らず、高校教師と出会い、不倫関係に。アラサーにして初めて本気の恋をする弁護士と“天然女たらし”な高校教師によるビターな大人の泥沼ラブコメだ。高田は、優秀な弁護士で、特定の男性と付き合うより、自由恋愛を選ぶ恋多き主人公・美留町カホリ役を務め、井上は、物語の後半から登場した不動産営業マン・江遠晃記(コウキ)役で出演している。 このたび、WEBザテレビジョンでは高田と井上にインタビューを実施。撮影現場の雰囲気やドラマの見どころについて語ってもらった。 ■高田里穂「(井上は)本当にコウキそのものみたい」 ――お互いの第一印象と会ってからの印象はいかがですか? 高田里穂(以下、高田):第一印象と会ってからの印象はすごく変わりました!最初、お顔だけの印象だとクールで、ちょっと俺様っぽい感じなのかなってイメージしていましたが、お会いしたら、本当に飾ってなくて裏表もなくて、こんなに性格が良い人がいるんだなって。本当にコウキそのものみたいだなって私は思いました。 井上想良(以下、井上):嬉しいです。今回、コウキ役を演じることになって、この期間は(コウキのように)素直に嘘つかずに生きようと思っていました。なので、そうやって言っていただけるのはすごく嬉しいです。 高田:ヘアメークさんやスタッフチームのみなさんとも話をしていたんですが、ほんとにオープンな性格だなと。朝のメイクや帰りの車、どんな時でも不機嫌になることないし、ずっと盛り上げてトークしてくださっていたので、「すごいね」ってずっと言ってました。 ――井上さんはそういったことは意識していましたか? 井上:(現場の)空気は良い方がいいなと思っているので心がけているところはありますが、そこまで意識はしていないです。でも、自分が壁を作ると相手にも壁を作らせちゃうと思うので、できるだけそこは取っ払っていきたいなと思っています。 高田:本当に今回は、コミュニケーション能力100%でいてくださり、ムードメーカーでした。(コウキ役が)想良くんでよかったって本当に思いました。 ■高田里穂「回転寿司を一緒に食べに行きました!」 ――合間にどんなお話をされていましたか? 高田:撮影が早く終わった日に回転寿司を一緒に食べに行きました!本当は二人ともラーメンが好きなので、ラーメンを食べに行きたかったんですけど、すっごい行列で(笑)。なので、近くにあるお寿司屋さんに行きました。 井上:お寿司屋さんに、何皿か食べるとカプセルトイができるゲームがあって。欲しいものがあったので頑張って食べたんですけど、ダメでした(笑)。 高田:本当にもう子供みたいに喜んでいて(笑)。「次、ガチャガチャできる」とか「これ美味しそう!」とか、一つ一つにリアクションを取っていて、こんな明るい少年のような子がいるんだと思って、癒されました。 ――他には現場でどんなお話しをされましたか? 井上:占いの話とかもしましたよね!エネルギーが何%でみたいな。 高田:しました(笑)!私、タロット占いが好きなので、現場に持っていって、想良くんとかスタッフさんの来年の運勢を占ってあげたりとか。本当にいろいろなツールを使ってコミュニケーションをとっていました。 ■井上想良「(高田は)太陽みたいな人でした」 ――井上さんは高田さんの印象はいかかですか? 井上:(僕は)本当は人見知りで。人が多かったりするとしゃべれなくなってしまうのもあって、撮影がしっかり始まるまでは、あまり自分から行くにも行けずでした。でも、高田さんはすごく明るいオーラをまとった方だなとは思っていました。で、撮影が始まったら明るそうな人だなって思っていたのが、明るいどころじゃなく!太陽みたいな人でした。なので、撮影に行くのが楽しみでしたし、先ほど、僕のことをムードメーカーって言ってくださいましたが、僕は(高田さんを)ムードメーカーだと思っていました。 高田:(想良くんとは)誕生日が4日違いで近くて、同じO型で、同じ九州出身。すごい共通点が多くて、本当に姉弟みたいなって思っていて。 写真を一緒に撮っていても、顔が似ているなって途中から思い始めてました(笑)。弟のような太陽のような存在です。 ■井上想良「新しいことに飛び込んでみようとするところは自分と似てる」 ――井上さん演じるコウキの役どころはいかがですか? 井上:(コウキは)すごいスマートで、何でもできる人みたいなイメージだったんですが、食らうとこは食らったりとすごく普通の人間。別に何かに成れているわけでもないすごく普通の人で、傷つくことは傷つくし、嬉しいことは嬉しいしと、はっきりとしたピュアな人だなと思っています。 ――似ているなと感じたり、逆に違うなと感じるところはありますか? 井上:(コウキがカホリに)出会った初日に一緒にご飯に行きましょうと声をかけるところは、自分の気持ちに素直で勇気がないと出来ないことだと思う。そういう新しいことに飛び込んでみようとするところは自分と少し似てるかなって思い、でも、(コウキみたいに)真っすぐ疑わずにピュアに生きることは僕には出来ないので、そこは違ったところです。 ――役作りはいかかですか? 井上:日常生活で好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとか、ちょっと素直になることをこの期間はすごい意識して生きていました。(コウキの)ピュアな気持ちというか、嬉しい時に嬉しいって思うことや無理に楽しいと思わないことを訓練じゃないですけど、癖付けをしていました。 ■高田里穂「カホリに初めてをたくさんくれた人がコウキ」 ――コウキが出てきてからのカホリはいかかですか? 高田:とても楽しかったです!(コウキが出てくる12/7放送の)第8話ぐらいから、モノローグで語っているシーンなど結構コメディー色が強くなって。想良くんのお芝居もナチュラルで役の境目がないなと感じていて、本当に想良くんがしゃべっているようにコウキがしゃべるから、私もカホリを演じつつも、躍動した気持ちが自然に出てきて、すごくお芝居していても楽しかったなっていう印象があります。 ――カホリの成長物語とおっしゃっていましたが、そのあたりはいかがですか? 高田:カホリは妊娠していることが言えない葛藤があり、それで傷ついたりとこれまでのカホリは多分そういう経験がなかっただろうなと思って。だから、そういう意味でもカホリに初めてをたくさんくれた人がコウキなのかなって思います。 ■自身の“〇”なところは「(僕は)素直に楽しめること」「(私は)わかりやすいところ」 ――タイトル「バツコイ」の逆にちなみ、自分自身の“〇=良い”なところはありますか? 井上:素直に楽しめることです。一時期、自分は何が好きで何が楽しいのか分からなくなってしまったことがあったんです。でも、最近は素直に生きられているので、やりたいと思ったことを素直に楽しめるところは自分の良いところだと思います。「こういうことをしなきゃ」じゃなくて、ちゃんと自分でやりたいことを選んでやるということが最近できるようになったのは、素直に生きられているなと感じてます。 ――そうなるきっかけは何かあったんですか? 井上:すごく疲れた時期があって。その時は「何かのため」とか「なんかしといた方がいい」という考えで動いてしまっていたので、自分の好きなことや、やりたいことが分からなくなってしまった。なので、そこから、その考えは一回、捨てて素直に行動しようと思い、最近少しずつできるようになってきました。今、なりたかった自分に近づいていると思います。 高田:一緒にコンビニ行った時に、7種類あるからあげを全部買って、私とかみんなに分けてくれて。そういうところもやりたいことをやる人なんだなって見ていて思ったし、そこがすごくいいなと感じました。あと、撮影が終わった後も「帰って、なにしよう?」って言っている感じがすごく楽しそう。なので、想良くんは楽しみを見つけるのが得意な人っていうイメージがあります。 ――高田さんはご自身の“〇”なところはありますか? 高田:良いとこいっぱいあると思います(笑)!でも一番は、わかりやすいところじゃないですかね。テンションが全部、顔に出るから嫌なこととかあっても隠せないですし、隠しちゃいけないと思ってます。隠すことが嫌なので、言い方とかは色々工夫をもっとしなきゃなとは思いますが、思ったことは全部言いたいので、そこがいいところだと思います。 ■高田里穂「想良くんがすっごく爽やかで格好良いので見どころです!」 ――最後に見どころをお願いします。 高田:コウキの登場で「バツコイ」っていう物語がまたさらにスピードアップして進展していきます。1話ごとにいろんな展開が待ち受けているので、楽しみにしてもらえたらなと思いますし、想良くんがすっごく爽やかで格好良いのが見どころです!あと、コウキに出会ってカホリがどう変わっていくかも注目です。表情とかもみるからに変わると思いますし、その中でも、妊娠のことを言わなきゃとか、葛藤する気持ちも初めて芽生えた感情だと思うので、そういうところがどう表現されているのか少し怖い部分でもありますが、観るのが楽しみです。 ■高田里穂“カホリ”、イケメン不動産営業マンの井上想良“コウキ”と出会う これまでの放送では―― お腹の子と暮らす為の家を探し始めたカホリ(高田里穂)は、イケメン不動産営業マンのコウキ(井上想良)と出会う。カホリは、タイプ過ぎて直視できないほど眩しいコウキに、妊娠してから誰にも相手にして貰えなかった欲求不満が溜まりすぎて、物件を見ながらついつい妄想が加速する。 そして、食事を共にしたカホリとコウキはいい雰囲気になりカホリの家へ帰宅するが玄関の扉の毒々しい落書に驚愕する。ストーカー被害を受けているカホリを心配したコウキは自分の家へ招き一緒にいさせて欲しいと伝える。そんなコウキの男らしい言動に、恍惚の表情を浮かべるカホリはもう少しだけ甘えてもいいかもしれないと期待する。 ■「バツコイ」第10話あらすじ コウキの部屋で目覚めたカホリは、コウキから「良かったら一緒に暮らさないか」と問われ、完璧なコウキの言動にすっかり惚れ込んでしまうが妊娠していることを言い出せずにいた。 一方、砂後谷(渡部秀)はカホリに対する想いが憎しみへと変わり、鬼気迫る表情を浮かべる。そして、「東京を離れたのが間違いだった」となぜかあいか(横野すみれ)と共にフェリーに乗って東京へ向かう。 ――という物語が描かれる。 公式HPなどで公開されている予告動画には、「今度会ったら絶対に言う、正直に言う」と話すカホリの姿や「やっぱり、東京を離れたのがよくなかったんだ。僕たちは一緒にいなきゃいけない」と怖い表情をする砂後谷の姿などが。また、コウキが「カホリさん」と真剣な表情で話しかけるシーンなども映し出され、今後、カホリにどのような展開が待ち受けているのか気になる予告動画となっている。 真夜中ドラマ「バツコイ」第10話は12月21日(土)に放送される。