【バーバリー】トレンチコート…名品と呼ばれる理由を解説:「Made in the UK」 キャンペーン |VERY
時代を超えて愛される名品アイテムの代名詞ともいえるのが「バーバリーのトレンチコート」。 バーバリー伝統の生地の魅力や、細部までこだわり抜かれた職人技、環境に配慮したサステナブルな取り組みなど、進化を続けるロングセラーアイテムを徹底解説します!
英国の職人技の集大成「Made in the UK」とは?
今年発表されたMade in the UKは、バーバリーの生まれ故郷である英国のモノづくりを支援し、その技術力に敬意を表したキャンペーン。バーバリーのシグネチャーとも言えるヘリテージ トレンチコートは、より環境負荷の低い素材を使用し、長く愛用できるアイテムであることを目指しています。ラインナップはチェルシー、ケンジントン、ウォータールーといったロンドンの地名がつけられた定番トレンチコートに加え、カーコートのカムデン。アイテムが製造されるのは、バーバリーが50年以上にわたり生産拠点としてきた英国北部のキャッスルフォード。熟練の職人の手による縫製で、襟には180針以上のステッチでしなやかなカーブが描かれています。これは首まわりをジャストフィットさせるためにバーバリー社で受け継がれてきた伝統技法です。
アイコニックなチェックの裏地にもこだわりが
トレンチコートに使われているコットンギャバジン生地やバーバリーチェック柄の裏地は、キースリーにあるバーバリーの織物工場で製造されています。1879年、創業者のトーマス・バーバリーによって生み出された軽量かつ撥水性・通気性に優れたギャバジン生地は、誕生から100年以上を経て、現代を生きる私たちをあらゆる気象条件から守るようにデザインされ、長く愛用できる丈夫さと実用性を兼ね備えたコンフォートアイテムです。
サステナブルな生産方法にアップデート
バーバリーのヘリテージトレンチコートは、バーバリーのサステナブルへの取り組みである「トレンチ・フォー・トゥモロー(Trench for Tomorrow)」の一環。そのため伝統的な製法を大事にしながら、地球環境面に配慮する時代に合わせて製法も時代とともにアップデートしています。コートに使われる前述のギャバジン生地は、栽培に使用する化学物質や水の使用量も厳しく制限されたオーガニックコットン100%。コートのボタンには、植物由来の再生可能資源であるバイオベース樹脂を使用。また、キャッスルフォードとキースリーの生産拠点は、100%再生可能電力によって稼動されているそう。地球の未来を考え環境負荷の少ない生産方法にこだわっています。
より長く愛用するためのサービスも充実
1世紀以上にわたり多くの人に愛されてきたバーバリーのトレンチコート。トレンドに左右されないデザインと品質を継承しながら、今回さらなる進化を遂げました。さらに、バーバリーには、「ReBurberry」という修理・補修サービスもあり、再撥水加工などのトレンチコートのメンテナンスサービスも充実。タイムレスな名品トレンチは、この秋のワードロープの柱になるのはもちろん、人生の相棒として長く愛用できそうです。 ・トレンチコート チェルシー¥374,000 ケンジントン¥374,000 ウォータールー¥374,000 ・カーコート カムデン¥313,500 文/楢本 美菜子