読売ジャイアンツ・戸郷翔征(C)産経新聞社

8月8日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 巨人[5-0]広島 ヤクルト[3-6]阪神 中日[2-4]DeNA 楽天[4-5]日本ハム ロッテ[3-6]ソフトバンク オリックス[3-0]西武 読売ジャイアンツが快勝で首位・広島東洋カープまで1ゲーム差とした。巨人は0-0で迎えた7回、モンテスのタイムリーで先制。さらに戸郷翔征のタイムリーなどでこの回5得点。戸郷は9回118球の力投で、5安打完封勝利を挙げた。広島は先発の大瀬良大地が好投も、打線が沈黙。連勝が7で止まった。 阪神タイガースが逆転勝ち。阪神は1点を追う4回、森下翔太の10号ソロで追いつくと、前川右京のタイムリーで逆転に成功。5回にも森下のタイムリーなどで4点を挙げた。投げては先発のビーズリーが7回4安打1失点と好投し、今季6勝目を手にした。東京ヤクルトスワローズは先発の吉村貢司郎が試合を作れなかった。 横浜DeNAベイスターズが快勝。DeNAは4回、牧秀悟の17号ソロで先制。さらに桑原将志のタイムリーなどでこの回4得点を挙げた。投げては先発のジャクソンが、7回3安打2失点（自責0）と好投し、5勝目を手にした。中日ドラゴンズは終盤、石川昂弥の2号2ランが飛び出すも、及ばなかった。 北海道日本ハムファイターズが接戦を制し、カード3連勝。日本ハムは2-3の3回、レイエスのタイムリーで追いつくと、4回には水谷瞬のタイムリー、5回には万波中正の16号ソロが飛び出した。投げては先発の加藤貴之が、5回4失点で5勝目を挙げた。東北楽天ゴールデンイーグルスは藤井聖が試合を作れなかった。 福岡ソフトバンクホークスが快勝。ソフトバンクは2回、牧原大成のタイムリーで2点を先制。リードして迎えた終盤には山川穂高、正木智也、栗原陵矢に一発が飛び出し、突き放した。投げては先発の石川柊太が、5回1安打無失点、5奪三振の好投で3勝目を挙げた。千葉ロッテマリーンズは終盤、ポランコのタイムリーなどで反撃も、投手陣が粘れなかった。 オリックス・バファローズが3連勝。オリックスは3回、紅林弘太郎の犠飛で先制すると、1-0の7回には森友哉の7号2ランが飛び出した。先発の高島泰都は5回1安打無失点の好投で、嬉しいプロ初勝利。埼玉西武ライオンズは打線が3安打無得点と沈黙した。