広い範囲で積雪 9日以降も大雪の恐れ【長野県飯田下伊那】
冬型の気圧配置が強まった影響で8日にかけてな長野県飯田下伊那地域の広い範囲で雪が降った。長野地方気象台は9日以降も県南部で大雪となる可能性があるとして注意を呼び掛けている。 飯田では8日午後1時までに2センチの積雪を観測した。飯田市街地でも積雪し、歩道や駐車場を雪かきする人の姿もあった。 今シーズンの同地点での積雪は3センチを観測した昨年12月28日以来2回目。昨シーズンの最大積雪は10センチだった。 長野地方気象台によると、県内の上空約1500メートルに氷点下12度以下の今季一番の寒気が流れ込む影響で、9日から10日にかけても県南部で大雪となる可能性がある。気象台は両日の大雪の早期注意情報(警報級の可能性)を「中」にして注意喚起している。 県南部で9日正午までに予想される24時間降雪量は多いところで15センチ。気象台は積雪による交通障害、電線や樹木への着雪に注意するよう呼び掛けている。