イベントに出席した野村周平

国内最大級の映画の祭典「第37回東京国際映画祭」が28日、東京・日比谷・有楽町・銀座エリアで盛大に開幕した。 【写真】金髪姿の野村周平 日比谷ステップ広場で行われたレッドカーペットには、同映画祭のコンペティション部門で審査委員長を務める香港の俳優、トニー・レオン（62）や、女優の米倉涼子（49）、俳優の松坂桃李（36）ら国内外211人の豪華スターが登場。 オープニング作品でもある「十一人の賊軍」（白石和彌監督）」に主演する俳優、山田孝之（41）、仲野太賀（31）らがトップバッターを飾り、ワイルドな革ジャン姿であらわれた山田は「見る視点によって悪だなとかあるかもしれないけど、みんな自分や自分の周りの人を少しでも良くしようとしてる人たち。それを今に落とし込んで見ていただけたら」とアピールした。 共演の俳優、野村周平（30）は長髪にヒゲ姿という今までの爽やかな印象をガラッと変えたワイルドな風貌で出席。同日に行われた舞台あいさつでは「本日はお日柄もよく最高の映画日和。楽しんで帰ってもらえるよう、（出演者の）みなさんが楽しい話をして下さると思います」と先輩の山田らにムチャぶり。 さらに野村が役柄について聞かれ「しゃべるとネタバレが過ぎるので、悪くないけど悪いやつって言う感じ」とおどけると、山田は「きょう何も言ってないよ。何か言ってるようで、なにも言ってないよ」とツッコみ、笑いを誘った。 今年は国内外の208作品を上映。最高賞を競うコンペ部門は邦画2作を含む15本が候補入りし、最終日の11月6日に各賞が発表される。