鳴尾浜で阪神・高橋が術後初のシート打撃登板 ベタンセスは153キロの剛速球を披露 湯浅も状態アップで実戦復帰へ
阪神の高橋遥人投手が10日、鳴尾浜での練習でシート打撃に登板した。これが左肩などの手術後初のシート打撃登板となる。8日には打撃投手を務めていたが、中2日で順調な姿を見せた。 高寺に左前打こそ許したが、打者8人と対戦して1安打のみ。本人は球質に納得はしていなかったが、順調にステップを踏んでいる。和田2軍監督は「順調、順調。今後は明日の状態を見ながらになると思う」と見通しを立てた。 ベタンセスは来日初のシート打撃登板。最速153キロの直球に加え、120キロ台の鋭く曲がるカーブも特徴的だった。これまでの最速は160キロと公言していて「(球速アップに)自信はあるね。これからも少しずつ上がっていくと思うよ」と話した。指揮官は「それ(実戦登板)に近いところまで来てるんじゃないかな。仕上がりは早い方」と話し、近日中のデビューもありそうだ。 湯浅も打者と対戦し、本人も状態アップに手応えを示した。12日からのウエスタン・ソフトバンク戦で復帰予定となっている。